検査
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内視鏡検査
胃カメラ
2004年より当院では鼻から内視鏡を挿入する、経鼻にて胃内視鏡検査を行っていますが、光源に白色光用とBLI用のレーザー光を用いた内視鏡システムLASEREOに更新し、より微細な病変の診断に努めています。
また、検査中の画像をリアルタイムで見ていただけるようにし、その場で説明しながら検査をしています。
鼻からの胃カメラは、口からの胃カメラと異なり「おえっ」という吐き気も少なく、体への負担も軽く、検査中に医師との会話も可能です。
内視鏡検査による感染症を防ぐため、内視鏡検査が1回終了するごとに、内視鏡を専用洗浄消毒器で洗浄し、除菌に努めています。
大腸カメラ
近年、わが国では食生活の変化等により大腸癌が増加しており、大腸を直接観察できる大腸内視鏡検査の重要性が増大しています。当院では、拡大内視鏡検査も併用することで、より早期の病変の診断にも努めています。
超音波検査
画像が飛躍的に向上したフルデジタルシステムで、血流を可視化するカラードプラシステム、肝臓の線維化や硬さも調べられる新しい超音波診断装置(Canon Aplioi700)を導入し、腹部(肝臓、膵臓、胆のう、腎臓、膀胱など)、心臓、甲状腺、頸動脈の検査をしています。
放射線被ばくのない超音波検査で、癌の早期診断や頸動脈エコーで動脈硬化の早期発見に努めています。
また、今まで健診で発見される多数の脂肪肝の中には、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)という肝硬変や肝臓がん進行する一群があることが解っています。
今まで、NASHの診断や病気の進行度を知るには、肝臓の組織を一部採取し組織の線維化の程度を顕微鏡で調べることが必要でした(肝生検)。
今回更新した超音波診断装置は、肝臓の線維化や硬さが調べられ、病気の診断や進展度も比較的容易に診断できるようになり、NASHの診断、治療に有用です。
レントゲン検査
デジタルX線TVシステムを導入し、フィルムを超えた鮮明な画像で、上部消化管撮影(食道、胃、十二指腸)、下部消化管撮影(大腸)を行っています。
胸部レントゲンもデジタル撮影で画像処理をすることで、より微細な病変の診断に、努めています。
わかりやすい説明
当院で行う、胃および大腸内視鏡検査、超音波検査、胸部レントゲン撮影、胃透視および注腸造影検査、心電図などの全ての画像は、電子カルテと連携した画像ファイリングシステムで一元管理をし、また、画像を時系列で表示することでよりわかりやすく検査結果を鮮明な画像で説明しています。